2020/09/16 食のマメ知識
誰でも知っている秋の味覚「りんご」
りんごを切ると、甘そうな蜜がたっぷり♡
この部分が甘い!
と思っている人が多いのでは?
でも実はこの部分をかじっても甘くないのです・・・
芯のまわりにできる蜜。これは「ソルビトール」という糖の一種です。
ソルビトールは酵素の働きで「甘み成分」の果糖やショ糖に変わります。
十分甘くなると、酵素の働きは弱くなってソルビトールのままたまっていきます。
これが、はちみつに見た目が似ているので蜜と呼ばれていますが、
この部分だけ食べてもそんなに甘くありません。
しかし、蜜がたまっている=完熟している証拠のため
「蜜入り=甘い」とされています。
(注:蜜の入りやすさは品種によって異なります。)
ふじ・つがる・紅玉・陸奥・ジョナゴールド、
皮が黄色の品種として王林、ゴールデンデリシャス
などがあります。
熟すにしたがって、皮が赤い品種は赤くなり、おしりの部分も緑色から黄色がかってきます。
完熟すると表面を保護するためのろう物質を多く分泌するものもあります。
表面のつやや、おしりの色の状態をチェックして食べごろのりんごを見分けてみましょう!
この秋は、旬な美味しいリンゴを使って
お菓子を作ってみては?☆
自分で作るとなおさら美味しく感じるかもですね♪
10月10日(土)のオープンキャンパスでは
「りんごのシナモンロール」
を体験できますよ☆
ぜひご参加お待ちしています。
食に関するちょっとした“コツ”はFoodオープンキャンパスでもご紹介しています。
興味がある方は、是非遊びにきてね♪